和紙や提灯、仏壇、蝋など、昔から伝統工芸の町である八女は、九州一の人形づくりの町でもある。その八女には、素朴な「箱びな」と呼ばれる、四江戸期から昭和30年代まで作られていた雛人形がある。四角い箱に収まり、蓋を開ければ飾ることができる、この珍しい箱びなをぜひ見てみよう。また、八女人形会館には徳川将軍家の姫君らが輿入れに持参した雛人形など、目を見張るほど豪華なものなどが多数展示される。雛人形の展示公開場所はとても多く、白壁通りの町家や民家、商店街など100カ所以上。桃色の提灯が目印だ。
・2022年2月20日(日)〜3月13日(日)
・入場無料
・八女福島白壁の町並み一帯(公式おひなさまめぐりマップPDF)
・0943-22-6644(茶のくに観光案内所)
・https://www.city.yame.fukuoka.jp/kanko/kankouseason/winter/1517272110205.html