木漏れ日が美しいけやき通りに、お洒落なショップ「& LOCALS」がある。女性チームのデザイン会社が、地域ブランディングの仕事で出会った、丁寧に作られている食材やユニークな商品を、生産者から直接仕入れて販売する、日本の田舎と食文化を伝えるショップだ。看板商品は日本の家庭料理として親しまれてきたおいなりさん。定番の「自転車おいなり」は、長崎県雲仙にあるイリコの名産地の郷土料理「自転車飯」がベース。英彦山の棚田で育った米に、ヘルシーフードとして注目のもち麦に有機野菜とイリコを加えて炊き、醸造酢を塩と砂糖、昆布で味を整えた”まさこさんの万能酢”を加えて酢飯を作る。モチモチとした食感の具材入り酢飯を、厳選素材の出汁で煮た国産の揚げで包んで作るおいなりさんは、毎朝店内で手作りされる(早い時には15時くらいで売り切れも!)。旬の食材を使ったものなど常時4種類が揃うおいなりさんは、八女の製茶園の日本茶、もしくは味噌汁とセットで店内で食べることができる。
メニュー(税別):おいなりと竹翆園のお茶セット¥500、日本茶のテイクアウト(八女茶、レモングラス緑茶、ほうじ茶、和紅茶)¥200、味噌汁(テイクアウト)¥250、おいなり¥130〜
*外国語メニュー:無/カード:利用不可/予約:可能/禁煙
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn234, Jun. 2018)