メニューは潔くカレーのみ。2023年1月6日にオープンした「咖喱の多か喜家（かれーのたかぎや）」は、キッチンを囲むカウンター席に意表を突かれるカレー専門店。
・かしわカレー¥770
・牛ひき肉カレー¥990
・羊塊肉カレー¥1,650（準備中）
店主が試行錯誤を重ねて生み出したカレーは、カレーらしからぬビジュアルの牛ひき肉のドライカレーと、しっかり混ぜて食べるチキン（かしわ）のカレーの2種。ちなみにメニューに名前がある羊肉のカレーは、開発途中なのでまだ食べることができない（残念）。
牛ひき肉のカレーは、ターメリックライスの上に、牛挽肉のカレー、ゆで卵、そして、インド料理で多用されるスパイス「フェヌグリーク」の葉を乾燥させた「カスリメティ」というドライハーブが散らされた美しき一品。スパイスを多用したカレーは辛味よりも旨味が強く、後味も爽やかだ。
一方、鶏肉のことを「かしわ」と呼ぶ九州地方ならではの名称「かしわカレー」は、濃厚なルーの上に乗る柔らかく調理された鶏肉と、ターメリックライスをしっかり混ぜて食べるのが流儀。好みで生の卵黄を加えて召し上がれ。一口食べれば甘みを感じるカレーだが、食べ進めるうちにスパイシーな辛味がしっかり主張してくる。
カレーは共に、90度に温めた皿で提供される。飲み物も、サッポロラガー赤星大瓶（633ml）¥770、プレミアムモルツ小瓶（334ml）¥660、そしてノンアルコールのコカコーラとバヤリースのみ。グラスフェッドビーフの熟成肉ステーキで知られる人気の「bisとろタカギ」も経営する店主のこだわりが詰まった咖喱店だ。
