福岡の郷土料理、もつ鍋は、専門店も多いが、居酒屋や自宅でも人気のメニューだ。牛の臓物をキャベツやニラと一緒に煮込むシンプルな調理法だけに、スープや具材のこだわりが個性として表現される。もつ鍋店・六花舎では、カツオやブリなどで引く和風ダシと、鶏ガラスープを合わせたオリジナルスープをベースに、数種類の味噌をブレンドして胡麻で味を整えたリッチな味わいの胡麻味噌と、シャープながらもコクのある味わいに仕上げた醤油味の2種類から選ぶことができる。どちらも食べたい!そんな時は、締めに麺、もしくは雑炊のどちらを食べたいかを考えるといい。胡麻味噌には麺、雑炊には醤油味、が店主・行友宗敏さんのオススメだ。専門店では珍しいオープンキッチンで作られる鍋は、テーブルに運ばれる頃にはほぼ食べ時。アルコール20度の鹿児島産芋焼酎を桜の木樽に漬け込んだ桜焼酎のロックをお供に、熱々のうちにいただこう。
メニュー(税別|チャージ¥300):
もつ鍋(一人前)¥1,380、鍋の追加:野菜¥500、もつ¥880、締めのちゃんぽん¥350、有明海苔雑炊¥400、炙り牛肉と生ウニ(1巻)¥550、胡麻さば¥900、和牛酢もつ¥550、グラスワイン¥600、桜焼酎¥450、烏龍茶¥300
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
・外国語メニュー:なし
・カード:VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners
・予約:可能
・禁煙
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn228, Dec. 2017)