2023年2月23日にオープンした、福岡で今話題のお店、さばたろう。その店名の通り、福岡の郷土料理ゴマサバと、炭火で焼いた塩サバを、炊き立ての土鍋ご飯と一緒に食べさせてくれる定食の店だ。
炊き立ての土鍋ご飯と塩サバがメインの専門店、というだけでも福岡では希少だが、朝7時と8時15分、そして昼は11時30分からの一斉スタートで、予約客のみ、という潔さは、これまであまりなかった営業スタイルだ。
「旅行で福岡を訪れる人にも、朝から美味しい料理を食べてもらいたい」と、お店をオープンしたのは、福岡の人気居酒屋『藁焼みかん』と『赤坂こみかん』の店主、末安拓郎さん。食材や器などは、福岡や九州の特産・名産にこだわり、柚子胡椒などの調味料も自家製のオリジナル。柚子の代わりに、みかんの皮を使った「蜜柑胡椒」は、柑橘の香りが良い辛くないペースト状の調味料。塩サバに付けて食べるのもおすすめだ。
1人ひと釜、炊きたての土鍋ご飯を食べてもらうために、予約制の一斉スタート。
メインのおかずは、備長炭でパリッと焼いた一夜干しのやわらかな塩サバ。そして、博多の郷土料理・がめ煮や明太子、玉子焼きなど、ご飯にあう福岡名物がぎゅっと詰まっている。
漁港が近い福岡ならではの名物料理、ゴマサバ。
漁獲量が多いサバなどの青魚が新鮮な状態で市場に出回るため、家庭の食卓にもよく上がる大衆的な魚サバ。この刺身を、甘い醤油と胡麻やネギ、わさびなどの薬味と混ぜて食す定番メニューだ。
メニュー(税・サービス料込):
さばたろう御膳(朝)¥1,650、さばたろう御膳(朝)ごまさば付き¥2,350、さばたろう御膳(昼)¥2,450
予約:https://www.tablecheck.com/shops/sabataro/reserve
* 2023年4月25日には夜の居酒屋営業もスタート予定
自家製明太子や調味料や器などは、土産物として購入もできる。