厚みのある豚肉にパン粉をつけて油で揚げた料理・豚カツは、千切りキャベツを添えてウスターソースで味わうスタイルが一般的だが、丼にもったご飯の上に豚カツを乗せて卵とじにした「カツ丼」や、パンに挟んだ「カツサンド」、カレーライスの上に乗せた「カツカレー」など、アレンジした料理も人気が高い。この人気者の豚カツを、さらに美味しく食べてもらいたい!と、食肉加工卸業で培った目利きを活かして、全国の美味しい豚肉の中から、風味豊かな甘みと柔らかな肉質が特徴のブランド豚「上州豚とことん」を見つけ、2002年に一号店(福岡市東区)を開業した。豚肉はもちろん、パン粉や植物製の揚油にこだわり、お米やキャベツなどの野菜は福岡県福津にある自社農場産を使う。フルーツと野菜が原料の豚かつソースはオリジナルと辛味が加わったものの2種類。小さなすり鉢に入って出てくる胡麻をすり棒ですり潰し、その中にソースを加えて自分のソースを作っておこう。豚カツが出てきたら、温かいうちにソースをつけて、サクサクの衣と柔らかな豚肉のハーモニーをお楽しみあれ!肉厚で250gもの豚カツを平らげた後に残るのは、ほんのりとした豚肉の甘み。落ち着いた和風インテリアの店内で和食「豚かつ」をゆっくり味わおう。
メニュー(税込):
ロースかつ膳¥1,600(小)¥1,800(中)、ロースかつ鍋膳¥1,800、黒豚ロースかつ膳¥2,280(膳にはおかわり自由のご飯、サラダ、切干し大根が付く)生ビール¥630(中)¥380(小)、日本酒(1合)¥520、ウーロン茶¥250
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn203, Nov. 2015)