飲食店やファッション、デザインオフィスなどが混在する大名エリアの端に建つ、モダンなビルのシャープな屋外階段を上がったところに、バースペース、ウォールはある。その名が示すよう、壁には現代美術家であり植物学者であるパトリック・ブランが手がけた壁面装飾「バーティカル・ガーデン」が一面に広がる。コンクリートを基調とした都会的なインテリアに約110種類もの植物が織りなすしっとりとした空気感は、時間帯問わず一人でも居心地がよい。イタリアのファッションブランド、CoSTUME NATIONALが手がけるこの美術館のようなミニマルな空間では、デザイナー、エンニョ・カパサによるオリジナルワインやグラスシャンパンなどの好みのアルコールを傾けながら、杉本博司やヴォルフガング・ティルマンスらのコンテンポラリーアートも鑑賞できる。
メニュー(税込|18時以降チャージ¥1,000、サービス料10%):
グラス白ワイン¥1,300、グラス赤ワイン¥1,600、グラスシャンパン¥1,800、ビール(ハートランド)¥800、ドライフルーツ¥700、ウィスキー山崎¥1,700
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
・外国語メニュー:英語
・カード:利用可能
・予約:可能
・禁煙
Originally published in the Fukuoka Now Magazine (fn215, Nov. 2016)