重たい木製のドアをゆっくり開けると、鼻腔深くまで届く芳しい香り。薬院駅近くのビル5Fにあるバー “ライカード”の店内へ入ると、壁という壁にはウィスキーボトルがずらり。本場スコットランドのものや、今勢いがあるという日本製など、その数約1,500本。さらに店内に入りきれないものまで数えると約3,000本にも及ぶ。店主の住吉祐一郎さんにウィスキーの魅力を尋ねると、飲み方のあれこれや、糖質もカロリーも0でヘルシーであること、1本1本にまつわる歴史や物語など、知識と愛情が溢れて止まらない。そのストーリーを知った後に一口含むと味わいが違って感じるから不思議だ。店名のライカードは住吉さんが6年間住んでいたシドニー郊外にある地名。英語も堪能な住吉さんに、あなたもウィスキーの魅力を尋ねてみて。きっと喜んで語ってくれるはずだから。
メニュー: チャージ¥600、竹鶴ピュアモルト¥1,000、 The Glenlivet 12年 ¥1,200、Tomatin 12年 ¥1,200、ジントニック ¥1,000 etc.
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
・外国語メニュー:なし
・カード:利用可
・予約:可
・喫煙
Originally published in the Fukuoka Now Magazine (fn216, Dec. 2016)