櫛田神社の祇園宮のご神紋を付した「祇園饅頭」は、山笠に欠かせない縁起菓子。山笠の廻り止(決勝点)に本店を構える創業明治38年博多の老舗菓子店「石村萬盛堂」では、博多祇園山笠の期間(7月1〜15日)だけ、この「祇園饅頭」を販売する。
博多に疫病が流行った際、承天寺(日本での饅頭発祥の地!)の開祖聖一国師が町中に聖水をまいてまわり、疫病を退散したのが博多祇園山笠の起源といわれ、博多の家々では、毎年山笠の季節になると祇園饅頭をいただき、山笠期間中の悪事災難を祓うのだとか。
祇園饅頭を頬張りながら、このストーリーを語るだけでもあなたも”にわか博多っ子”!?
Gion Manju
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