Now Reports

ミルコ シュタイネル


出身国:ザールフェルト(ドイツ)
職業:肉職人&ソーセージ製造業者
在日歴:6年

仕事と研究を通して鍛練された彼のキャリアが、目の前の美味しそうなソーセージの中にぎっしり詰まっているかのように見えたミルコは、断ることなど考えずにそのチャンスにかぶりついた。それが、彼が日本に来た理由だ。

初めて訪れた福岡をとても気に入った彼は、ドイツ流のソーセージと肉を取り扱うお店での働き口を、自分で見つけて今に至っているのだ。

ミルコは、その店で既に確立されていたドイツ流の手法に加えて、技術だけでなく、肉やソーセージを盛り合わせる”プラッター”、イートインカフェを店内に作ったりと、新風を吹き込みながら、職人としての日々を過ごしている。

肉職人として働くときは常に包丁を携え、仕事を終えると日本刀を用いる武道「居合道」の練習で精神統一を図る。居合道の所作を完璧にこなすことは、彼にとって思索のひとつに繋がるのだそう。
フクオカ・ナウの読者の皆さん、ミルコが精魂込めて作っている商品を求めて行くのももちろんだけど、ドイツ旅行に興味がある人の来店も歓迎しているそうだから、本場のソーセージ入りホットドッグを頬張りながら話を聞くのもいいかも。
ゲーテハウス www.goethehaus.jp

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn106, Oct. 2007)

Category
People
Fukuoka City
Published: Oct 1, 2007 / Last Updated: Aug 1, 2019

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ページトップに戻る