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世界遺産登録で見直された五島の魅力と再認識された価値

世界遺産登録で見直された五島の魅力と再認識された価値

九州最西端に位置する140もの大小の島々からなる列島、五島。全域が西海国立公園に指定される豊かな自然景観が美しい島々には、多くのカトリック教会が点在し、2018年には「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として世界遺産登録がなされた（ついに見つかってしまった）注目の地域だ。
そして、今や五島市は、長崎県内でトップクラスの移住者数を誇る地域でもある。2017年には129人、2018年には202人が五島市に移住し、内7割以上が30代以下。彼らを惹きつけるものが、移住者たちによって磨かれ、新しいカルチャーとして発信されはじめているのだ。新旧が交差する五島の今をぜひ体感してみて。

福岡からは、直行便でわずか45分。空港がある五島最大の島・福江島を中心とする南西の島々を「下五島」、2番目に大きな中通島を中心とする北東部は「上五島」と呼ばれることも多い。ちなみに、五島を旅するにはレンタカーやレンタサイクルがあった方が断然便利なので、早めに手配しておきたい。

Official Guide: http://bit.ly/gotoisland

トヨタレンタリース長崎福江店
長崎県五島市三尾野3-1-9
0959-72-7048

鬼岳

広い！街も海も一望できる五島のシンボル「鬼岳」！
空港に着いたらレンタカーを借りて一番に行きたい鬼岳（標高315m）。木々の代わりに芝生で全面が覆われた、360度パノラマを臨むたおやかな稜線の先に広がる福江の街や五島灘などの絶景に、思わず手を広げて走り出してしまうに違いない。

CORAL COFFEE

圧倒的な絶景と爽やかな空気で五島ステイへのスイッチを切り替えたら、コーヒーを飲みに行こう。長らく空き家となっていた古民家をリノベーションし、小さな図書館として町に息を吹き返した「さんごさん」。珊瑚漁で栄えた町の歴史にちなみ、併設するコーヒースタンドもサンゴが由来。町のあちこちで見かける壁色がシンボルのこちらで、情報収集がてらコーヒーブレイクを楽しもう。

CORAL COFFEE
長崎県五島市富江町富江280-4
移住者がもたらす新しい文化を垣間見ることができる。テイクアウトも本を見ながらゆっくり過ごすこともできる。

手と場

お腹が空いてきたら…
元々は鰹節屋だったという築140年の古民家を、地域の人々と一緒に改修したカフェ。五島の食材を使った手作りの食事を楽しむことができる。店内には、五島や長崎の作家による工芸品や農産物、加工品などの販売スペースが併設している。

手と場
長崎県五島市富江町富江323-5

高浜ビーチ

美しい景色を求めてドライブ！
やっぱりここは外せません、五島を代表するビーチ「高浜海水浴場」。遠浅で透明感ある海水が美しい。周囲にも眺めの良い場所が多くあるので、寄り道もたっぷり楽しんで。

高浜ビーチ
長崎県五島市三井楽町貝津1054-1

ノルディスクヴィレッジ

宿も楽しみたいから早めにチェックイン！
民宿もホテルも魅力的だけど、自然美しい五島だから体験したいグランピング。ここノルディスクヴィレッジは、山里に囲まれた小学校跡地に2018年9月に誕生したグランピング型の宿泊施設。デンマークの老舗アウトドアブランドの“Nordisk”の最新テントやグッズを体感できる。アウトドアとはいえ、暖房完備のテントにはベッドが配置され、水回りは別棟に清潔で使いやすいシャワーやトイレがあるので快適だ。

目の前に広がる田畑と山麓が夕焼けに染まる様子をゆっくり眺めたり、焚き火を囲んで星空を見上げたり、静かで豊かな自然をたっぷり堪能しよう。