スイス、カナダ、上海という国際都市のホテルで料理人としてのキャリアを積み、満を持して福岡の地に降り立ったロルフ。グランド・ハイアット・福岡の総料理長に就任した彼は、両親共にホテルの調理界で活躍する料理人一家で育った。英・仏・伊・独の4カ国語を操り、74人のチーム内スタッフをまとめ、メニュー改善にも情熱を注ぎ、更には朝食時にはゲストのために一つ一つ丁寧にオムレツを仕上げていく。「朝食はお客様がチェックアウト前に最後に取る食事。最後に与える印象だからこそ、最高でなければならない」と考えているのだ。そして、収穫した食材への敬意を発想の源としているロルフは、九州の食材を使ったメニューも計画中なんだそう。「ハイアットは特別な日にだけ訪れるホテルではなく、心地よい雰囲気やサービスを気軽に楽しめる場として利用してもらいたいんだ。」エネルギッシュなロルフが吹き込む新風をグランド・ハイアット・福岡で感じよう!
ダボス、スイス
3ヶ月
グランド・ハイアット・福岡 総料理長
Originally published in Fukuoka Now magazine (fn132, Dec. 2009)