Now Reports

ナウ創刊10周年

98年12月の創刊以来、外国人視点の情報を提供し続けるフクオカ・ナウ。
外国人が圧倒的に少ない福岡で、しかもフリーペーパーとして10年間も続けることができたのは愛すべき読者の皆さまのお陰です!
そんなナウの軌跡(奇跡?!)をダイジェストでお届け!
えっ?この特集でもまだ足りない?そんなナウ魂に火がついたあなた、今すぐナウwebサイトにGO!

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情報誌フクオカ・ナウ登場!
記念すべき創刊号が発行されたのは今から10年前の1998年12月25日。レストランやショップ、イベント等の情報と福岡市の地図が掲載された1枚折のポケットサイズで、誕生したばかりのナウは編集長自ら配り歩いていた。表紙の女性は、ナウの前身、情報誌メトロ編集長のステファニー。

ダイエーホークス、リーグ初優勝!
球団創立11年目にしてリーグ初優勝を果たしたホークス。当時2年目選手だった松中信彦内野手と、クローザーとして活躍したロッドニー・ペドラザ選手が99年6月号の表紙を飾った。フクオカ・ナウは、ホークス応援ツアーを主催し、なんと50人もの外国人野球ファンが集まった。

新コーナー誕生と増ページ
10月号では新たに地域の情報を掲載すべくページ数を一挙に4ページ増やし、現在も人気の「九州ヘッドラインニュース」そして、地域コミュニティの紹介コーナー「スナップショット」が新たに加わった。掲載当初のニュースから現在も更新中の九州ヘッドラインニュース英語版はナウのwebサイトでチェックできる。

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湯けむり・艶やか温泉特集
な、なんと2月号表紙はカナダ美女3人のヌード!真冬の露天風呂にて、撮影のためとはいえ、惜しげもなく美しい裸体を披露してくれた彼女たちには本当に感謝!後にも先にもこれっきりとなったヌードの表紙には、賛否を問う論争が沸き起こった…でも、公共の湯船に裸で入るのって、日本が誇る温泉文化じゃなかった?

「ナオッチュ」登場!
この後、しばらく活躍したナウのマスコット。デザイナー萩原晋一氏が生みの親で、響きのよい「ナオッチュ」と命名。

新ロゴ誕生
今ではすっかりお馴染みのロゴは2000年中頃に生まれた。NOWの「O」は動きある渦巻きで、変貌し続ける福岡を表現。

ドォデショ?
人気コラム「ドォデショ」がスタート。タレントとして活躍中のシリルが「スモーカー天国」と題して書けば、クリス・フリンが「タバコ問題に無関心な日本」と対抗。外国人が感じた日本がここに。

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外国人は誰?
2001年の話題の表紙は「外国人は誰?」。この特集では外見は日本人とあまり変わらない日本在住の外国人(外国籍の人々)が直面するアイデンティティ等の問題に焦点をあてた。
日本人っぽいのは誰?の問いに、ほとんどの読者が言い当てることができなかった。あなたは分かるかな?

外国人男子の生態
「ドォデショ」ベッツィーからの助言。外国人男子の「一緒に帰ろう♪」の意味は「故郷に!」ではなく「ベッド」という意味よ。白馬に乗った王子様が迎えに来ることを夢見る前に現実をみて!

日本の愛しい子羊たち
これに米国人バレットは「日本人女子はなぜ外国人男にモテるのか」で反撃。「僕らの話を聞いてくれるし、甘えさせてくれるし、完璧でないコミュニケーションはごまかしも利くから便利なんだ。」

フクオカ・コーリング
編集長の憧れ、ロンドン出身のバンド「ザ・クラッシュ」のジョー・ストラマー。取材後間もなく彼は亡くなり、記事は永久保存版に。ナウは来福スターのインタビューを多数行っている。

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ナウ誌面がフルカラーに
以前は二色刷りだったナウ。広告主の要望でフルカラーを試してみたら、もちろんこっちが断然イイ!表紙も魅力的になって全面リニューアルを果たした。この年はサッカーのワールドカップが日本と韓国の両国で開催され、福岡ドームでは「ロボカップ2002」でサッカートーナメントが行われた。

またまた論争勃発!
アイルランド人のスニオルファが「クジラの肉はスッバラシー!」と、記事とクジラ肉を使ったレシピまで紹介。もちろんまたも論争を呼んだ。彼はなぜかバイキングの格好で表紙にも登場。

福岡市市長選
市長選挙に出馬した5人の立候補者に直撃インタビュー。この選挙では山崎広太郎氏が当選したが、残念ながら彼が実行したアイランドシティは現在赤字転落中で、新福岡空港計画も未だ保留状態。

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福岡のゲイ事情
フクオカ・ナウ史上初、福岡ゲイ事情に関する取材と紹介を敢行。アイルランド北部出身の勇敢なリポーター、コリンは、ゲイが好むバーやショップ、イベントに始まり、「ゲイジン」(*外国人同性愛者)にも迫った。2009年初めには再度ゲイ特集を予定。現在ナウではその特集のライターを募集中!

ヴァージングループの成功?
スナップショットで微笑む二人は、かのヴァージングループ会長リチャード・ブランソンと我らが編集長ニック。日本初「ヴァージン・シネマ」のオープニングに、この大物成功者の幸運にあやかるべく駆け付けたものの、数年後にヴァージン・シネマは閉館。ご存知ナウは今だに健在です(ほっ…)。

掲示板の人気沸騰!
読者からの様々なメッセージが投稿掲載される掲示板が巷で話題に。それもそのはず、掲示板に投稿されるメッセージはユニークで面白く、強烈な個性を想像させるメッセージも多数。「売ります・買います」や「友人探し」「求人・求職」など、リアルな国際人ライフをここで読み取れる。現在のナウwebサイトでも多くの人が利用している。

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シンプルに美しく、そして、たくましく。
2004年は、取材に応じてくれた地元福岡でキラリと輝く人たちが装飾品を脱ぎ捨て、本来の自然な姿で表紙に登場!左から力の源カンパニー河原成美社長、モデルの葉月さん、そしてリュックベンソン…ではなく、CMフェスティバル主催のジャン・クリスチャン・ブービエさん。

パチンコのススメ?!
フクオカ・ナウのパチンコ特集に登場したパチプロのトム・ベイシンを迎えてナウが主催したのは「パチンコ・マスタークラス」。世界6カ国からやってきた12人の外国人たちに、パチンコの基礎知識から、台の選び方などの必勝術をトムが直接伝授。トムいわく、パチンコで1番大事なのは引き際だとか。あともう1時間だけ、オネガーイ!なんてことにならないよう、ほどほどに。

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福岡が揺れた大地震
忘れもしない3月20日の福岡県西方沖地震。誰もが予想しなかった福岡での地震はその後、私たちの安全への固定概念をも揺るがすことに繋がった。そんな2005年にナウは、紆余曲折を経ながらも日本の伝統を健在に引き継ぎ、博多で今も活躍する芸妓さんやチンドン屋などの取材を行った。

月刊外人
地域コミュニティで活躍する外国人にスポットを当て、ユニークな趣味や仕事をしている人を紹介するコーナー「月刊外人」がスタート。「お客さんとのお喋りが楽しくって、半分趣味感覚なのよ!」と、博多区でヤクルトレディとして活躍するメキシコ出身マリアさん。今月で46人目となる月刊外人はナウ編集長!

特集三昧!
ナウ編集部の底力!マウンテンバイクの過酷な山中取材も何のその!日本茶特集ではお淑やかに知を磨き、美術館やギャラリーをはじめ、ラブホテルも直撃取材!気になる情報は勢力あげて取材を敢行。

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お買い得?ヤッタ!
福岡の様々なおトク情報を紹介する「ヤッタ!」シリーズがスタート。誌面にフランス語が加わり、日・英・中・韓・スペイン語の6カ国語表記で更にインターナショナルにパワーアップしたのもこの頃。夏には日本のアイスクリームや、誰もが気軽に楽しめるゴルフの激安情報などの特集が話題を呼んだ。

社会貢献
2005年の福岡県西方沖地震を体験し、緊急時の正しい応急処置法を知る必要性を身をもって知った我々。そこでナウでは自分たちにできること、そして、実行すべきことを考え、福岡はもちろん日本に住む外国人のために、外国語で書かれた日本国内での緊急時の応急処置特集を組んだ。さらに2006年からは、世界保健機構WHO制定の12月1日世界エイズデーに特集を組み、HIVやAIDSを知り、予防法や相談窓口の紹介、無料検査イベントの告知を行っている。社会や地域コミュニティに対してナウだから出来ることの追求は、私たちの永遠の課題。一度訪れたら住みたくなる街、住みやすい街だと国際人が感じる街にしていきたい。

九州各地のザ・ニッポン
都心部から足を延ばし、昔から続く地方の祭りを訪ねることを通して、より多くの外国人に日本の古き良き文化と素晴らしい景観を肌身で感じてもらいたい、そう願って6回に渡る九州各地の祭り特集を組んだ。今までの全ての特集記事はナウwebサイトに掲載中。

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スター登場!
100号発行を無事に終えたナウに、ウクレレ奏者ジェイク・シマブクロが登場!そして初夏には毎年恒例となったビーチ特集号が福岡市近郊のビーチ情報満載で登場。保存版として人気が高く、ビーチ遊びが大好きな外国人には必要不可欠。もちろんナウ夏号の風物詩、ナイスバディ美女の水着の表紙も今だ健在!

備えあれば憂いなし
国内大手の英会話スクール倒産で、何千人もの外国人が突然失業。出勤途中の日本人サラリーマンを背に、メッセージを掲げた被害者が表紙に登場した。好待遇・高条件だった英語講師という職に対して大きな波紋が広がり、ドォデショには、日本社会での外国人の危うい立場を綴ったコラムが掲載された。

博多弁講座
福岡ではあちらこちらで耳にする博多弁を紹介する、ナウお馴染みのコーナー。実際に使えるユニークな博多弁の数々を、北田みほさんのイラストで状況と共に紹介。「博多もんなら、博多弁は知らんとねー!(訳:博多に馴染みたければ、博多弁を知っている方がいいです)」

Shabai (pictured)
English: weak, Japanese: yowai. Generally used from one man to another, to describe him as ‘weak’, (mentally, not physically), as in “dude, that was so weak!”. Warning: not to be used with those bigger and stronger than you, unless they’re a friend.

Shiketo
English: pathetic, Japanese: taikutsu, tsumaranai. This one runs the gamut from expressing jokey frustration to extreme disappointment, and is appropriate for both men and women. When you hear a joke you wish you hadn’t heard, just smile and murmur “shiketo…”

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進化中!
創刊10周年を迎え、益々パワーアップしていくフクオカ・ナウ。世界中からアクセスがあるwebサイトでも様々な企画が進行中で、’09春には福岡に訪れる外国人観光客らに向けて”使える情報”を提供するナウ・マップを発行予定。 日々グローバル化していく都市、福岡と共に今後のナウにも乞うご期待!

読者のお陰
ナウの表紙には福岡在中の留学生やJETメンバーがたくさん登場!一般公募から選ばれた外国人読者モデルたちは、ナウのカバーモデルがきっかけで福岡での友だちが増えたとか。今まで数えきれないほど多くの読者が協力してくれたナウは、常にみんなの協力を必要としています。得意なこと、可能なことを書いていつでも応募してね!

リアルでもバーチャルでも集合!
2008年のナウはこれまで以上に数多くのパーティを主催し、国際人が集うためのハイセンスな場の提供に努めた。春にリニューアルしたwebサイトでもたくさんの写真でイベント状況と”福岡の今”を世界中へ発信中。あなたの友人も写ってるかも!

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn120, December, 2008)

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Fukuoka City
Published: Dec 1, 2008 / Last Updated: Jun 13, 2017

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