福岡藩主6代にわたる文化活動の移り変わりやつながりを、藩政などの背景を含めて、書跡・絵画・文芸によって紹介する。知勇兼備の武将として、織田信長や豊臣秀吉の傘下で活躍した藩祖の黒田孝高（よしたか・官兵衛・後の如水）は、幼いころから和歌を学び、成長後は当時盛んだった連歌も親しみ、息子の長政（ながまさ）も連歌好き。絵画を学んだ4代藩主に、5代藩主が病気のため養子として迎えられた6代藩主の継高は、和歌を好み本格的に歌道を学んだ、など、黒田家について改めて知ることができる。
黒田綱政鶺鴒図／福岡市博物館蔵
・2024年4月2日（火）～6月2日（日）
・9:30〜17:30（最終入館17:00）
・休館：月曜（祝休日の場合は翌平日）
・¥200、高大生¥150、中学生以下無料
・福岡市博物館2F 企画展示室1
・福岡市早良区百道浜3-1-1
・https://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/608/
箱崎松図／福岡市博物館蔵
