日本の近代化に貢献した大実業家、大倉喜八郎。仏教美術品の海外流出を憂い、1917年に日本初の私立美術館「大倉集古館」を設立し、美術文化の保護、発展に寄与したことでも知られる。そして、ホテルオークラの創業者である喜八郎の長男、喜七郎は、父の意志を継ぎ、横山大観をはじめとする近代日本画を中心に収集し、世界への日本文化の紹介にも尽力する。今回、設立100年を迎える大倉集古館に所蔵されている古今の美術品の中から名品約110件(国宝3件、重要文化財10件含む)を一挙公開。現在、大倉集古館が改修中であるため、このような数での展示が九州国立博物館で実現。貴重な機会をお見逃しなく!
大実業家父子による平安時代から近代までの日本美術を中心とした一流コレクション
・2018年10月2日 ~12月9日
・9:30〜17:00(入場16:30迄)、金土:9:30〜20:00(入場19:30迄)
・休館:毎週月曜 (但し10月8日(月祝)は開館、翌日9日(火)は休館)
・一般¥1,500、高校・大学生¥1,000、小・中学生¥600、夜間割引料金:一般¥1,300、高校・大学生¥800、小・中学生¥400
・九州国立博物館
・福岡県太宰府市石坂4-7-2
・050-5542-8600
・https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s52.html