奈良時代を代表する約9,000件の宝物が保管されている東大寺の正倉院正倉。当展示では、明治時代に開催された博覧会を機に始まった正倉院宝物の再現模造の品から、選りすぐりの約90件が公開される。人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技と、最新の調査・研究成果との融合により、芸術性・学術性の高い優れた再現模造は、伝統技術の継承にも貢献している。聖武天皇ゆかりの品をはじめ、唐からもたらされた国際色豊かな品など、よみがえる1,300年の技と美に触れることができる。
模造 螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)正倉院事務所蔵
模造 金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんかざりのからたち) 正倉院事務所蔵
・2021年4月20日(火)〜2021年6月13日(日)
・休館:月曜 *5月3日(月祝)は開館
・9:30〜17:00(最終入館16:30)
・一般¥1,600、高大生¥1,000、小中生¥600(オンラインで販売中)
・九州国立博物館
・福岡県太宰府市石坂4-7-2
・050-5542-8600
・https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s60.html
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正倉院正倉 外観 正倉院事務所蔵