博多駅から徒歩20分ほどの下町情緒を残す路地裏に、コーヒーとクラフトビールが楽しめる古民家カフェが3月にオープンした。コーヒー豆はシドニー発祥のロースター「Single O Japan」から取り寄せ、フレンチプレスやエスプレッソ、アメリカーノなど、客の好みに合わせて提供する。朗らかな店主・姉川智子さんが「みんなが気軽に集まれる場所にしたい」と願うよう、100年以上前に建てられた2階建ての民家をリニューアルしたこのカフェでは、ゆっくりとリラックスした時間を楽しんでいく人が多い。小腹が空けばホットサンドや、店主の母お手製の「さわこさんちのおやつ」シリーズをどうぞ。クラフトビールは九州ではここでしか飲めない沖縄の「浮島」を中心に、選りすぐりの6種類が揃う。夜は若い青年が営む『SAKE BAR 529 GOFUKU』に場所を貸し、昼はコーヒーとビール、夜は日本酒を楽しむことができる。普段は静かだが、博多祇園山笠のシーズンは活気付く呉服町。ふらりと散策がてら訪れてみたい。
メニュー(税込):エスプレッソ¥350、カプチーノ¥450、アメリカーノ¥450、カフェラテ¥450、ホットサンド¥650、パウンドケーキ¥380、クラフトビール¥850~
*外国語メニュー:無/カード:利用可(¥1,000以上)、PayPay利用可/予約:可能/禁煙
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn247, Jul. 2019)