楽しく呑んで美味しく食べる!「百式」がオープンしてから、大名から赤坂へ続く国体通りの人の流れが変わった、と言われるほど地元っこにも評判の居酒屋。オープンキッチンを囲むカウンター席からは、魚介が泳ぐ生簀や、新鮮な食材が並ぶショーケース越しに、威勢のいいスタッフがテキパキと調理する様子、焼き場で藁焼きを作る際に上がる炎など、賑やかなキッチンライブが楽しめる。ついうっかり注文するのも忘れてしまうくらい見入ってしまいそうなので、まずは飲物を先に頼むことをお勧めする。広すぎず、狭すぎず、の福岡らしいサイズの店内では、隣の人が食べているものも気になるところ。同店の居酒屋スタイルのメニューは、厳選された九州産の食材を和える、焼く、揚げるといったシンプルな調理法で提供され、何を頼んでも美味しくいただける。名物の黒毛和牛の刺身で雲丹を巻いた一口巻や、氷漬けにしたピーマンに肉味噌をつけて食べるパリパリピーマンは1個単位で注文できるので、前菜として人数分頼んでおこう。ドリンクも季節に応じてセレクトされた日本酒や自然派ワインが揃っているのも人気の秘訣。奥にあるドリンクコーナーで自分で注いで持ってくると50円引きになるなど、座って食べるだけでない楽しさがある百式には、予約して出かけよう。
メニュー:お通し¥300、パリパリピーマン(1枚)¥170、特大しいたけの塩焼き(1ケ)¥380、雲丹の和牛巻(1巻)¥390、牛テールの黒胡椒焼き¥1,180、マグロのレアカツ¥890、土鍋で炊いた鯛めし¥1,200、生ビール¥550、日本酒グラス¥550〜、グラスワイン¥420〜、ウーロン茶¥450
* カウンター禁煙 / 外国語メニュー:英語、韓国語、中国語 / カード:ok
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn221, May 2017)