Speakeasy – 禁酒法時代にアメリカで流行った、いわゆる「もぐり酒場」。現代のspeakeasy は隠れ家的雰囲気がありながら、サービスはフレンドリーなのが特徴だ。ここメリケンもそんなspeakeasyの1軒。目立った看板があるわけでもなく、扉を開けたら地下へ続く階段だけが見え、着いたと思ったら入口は理髪店だし、最初は何が何だかわからないはず。店の奥に進むと、暗くて広い、まさに隠れ家のようなスペースが広がる。ネオクラッシック、つまり古き良き日本の昭和時代にあったような喫茶店スタイルがコンセプトの店内には、抜群の音響を誇るVoidのサウンドシステムが導入され、卓球台も置いてある。カウンターやソファー席ではウィスキーだってメロンクリームソーダだって、お腹が空いたらモチモチ食感の麺とケチャップがコンビの懐かしいメニュー、ナポリタンもある。やんちゃに、そして、クールに遊ぶためのアイテムが揃ったメリケンでは、不定期ながら音楽イベントも開催される。型にはまらないクールな遊び場として覚えておきたい。
メニュー(チャージ無):ジェムソンソーダ¥700、大人のメロンクリームソーダ¥1,200、レモンスカッシュ¥600、クラフトジン(Roku)¥900、ナポリタン¥800(夜¥1,200)、オムライス¥750(夜¥1,100)、各種カクテル¥700〜
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
・外国語メニュー:なし
・カード:利用可
・予約:可能
・喫煙
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn239, Nov. 2018)