環境や食がこれまでよりも重視されるようになった今、「選ぶ」基準が変わった人も多いのではないだろうか。今年3月にオープンしたNICE(ナイス)は、植物由来を意味するプラントベース(Plant-based)の店名のとおり、肉・魚・卵・乳製品など動物性の食品をまったく使わないことをコンセプトとするカフェ。「アレルギーで食べられない人はもちろん、動物性の食品を食べないことを選んでいる人や健康的な食べ物を食べたい人など、多様な食の嗜好をもつ人たちが特別な場所に集うのではなく、みんな一緒に一つのテーブルを囲める場所を作りたい」と、店主の横山優介さん。
この店をオープンするきっかけとなった彼とビーガン料理との出会い以降、まずは美味しいことが大前提。調味料も含めてほとんどが手作りされるメニューは、穀物やナッツ、スパイスなどがバランスよく配合されたオリジナルレシピだ。ひよこ豆ベースのパティに糸島産の野菜を挟んだバーガーや、ナッツを使った香ばしいベジタブルラザニア、スパイシーなひよこ豆のコロッケ・ファラフェルは、腹持ちもよくテイクアウトにも人気。注文が入ってから作る冷製デザート「NICEクリーム」は、豆乳をベースにフルーツやスパイスを加えたプラントベースのアイスクリーム。豆乳の代わりにココナッツミルクとフルーツ、そしてターメリックを使ったターメリックマンゴーなど、他では食べることができないオリジナルデザートはぜひお試しを!
メニュー(税別):ハンバーガー¥1,000、アボカドバーガー¥1,150、ラザニアプレート¥1,000、ファラフェル5個¥600、Niceクリームキャラメルバニラ¥900、ターメリックマンゴー¥1,000、ドリンクセット+¥200、ハートランド¥600、グラスワイン¥600~、クラフトビール¥900~、日替マフィン¥300
*外国語メニュー:英語 / 支払い:PayPay、クレジットカード可能 / 予約:可能