ホテルのラウンジのような、ちょっぴり背筋を伸ばして入りたいバーが、昨年秋、洒落た飲食店が点在する住宅街・白金に誕生した。NYや香港、シンガポールなど人々が交差する都市のエッセンスを取り入れた美しいカクテルを得意とする店主・和田博司さん。現代的な味を追求したオリジナルのシグネチャーカクテルから、定番のクラシックカクテルにいたるまで、思い描いた味を作るために素材を追求するのが楽しいという。2007年にハンブルグで考案され瞬く間に世界的ブームとなったモヒートに続く新定番「バジルスマッシュ」は、カモミールにシトラスの香りを付けた自家製シロップを考案して飲みやすく仕上げた。店1番の人気はジントニックをさらにシャープでスパイシーなカクテルに仕上げた「ジンアンドソニック」。ペルー産青ぶどうの蒸留酒ビスコにレモン、シロップ、卵白を入れ、仕上げにパルメジャーノチーズを散らした、その名もパルメジャーなど、ガストロノミー感覚で楽しめる。アルコール無しカクテル、モクテルにも力を入れている。
メニュー:チャージ¥500、バジルスマッシュ¥1,600、ジンアンドソニック¥1,400、ギムレット¥1,600、ピスコサワー¥1,600、モクテル各種¥1,200〜、おつまみ各種¥500〜¥1,800
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
・外国語メニュー:なし
・カード:利用可
・予約:可能
・喫煙
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn243, Mar. 2019)