メニューは豚ステーキと上タンステーキのみ！地下鉄「赤坂」駅直結のビル地下にあるスタイリッシュな店内に入ったらすぐにサラダが運ばれてくるので、豚ステーキか上タンいずれかを伝えるのが、豚肉ステーキ専門店「十一」の流儀だ。九州産豚の肩ロースを使う豚ステーキは、丁寧に筋切りされた赤身部分を一人前ずつ鉄板直火で調理し、赤い肉色がギリギリ残るミディアムレアの状態で、香ばしい音を立てながら運ばれてくる。ここからが食べる側の腕の見せどころだ。すかさず熱々の鉄板に肉を転がして好みの状態に焼き上げたら、生姜醤油のタレにつけて熱いうちに口に入れよう。テーブルに備え付けの、大根とわさびで作る「わさびおろし」を添えてさっぱりといただくのもいいし、真っ赤なニンニク入り辛味噌でスパイシーにいただくのもおすすめ。白ご飯と味噌汁はお代わり自由、ラーメンの替え玉ならぬ、肉だけお代わりができる「替え肉（¥500）」もあるのも福岡らしい。
メニュー（税込）：豚ステーキ定食¥1,000、厚切り牛タンステーキ定食¥1,500、生ビール¥500、焼酎¥500、グラスワイン¥700
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn223, July 2017)
