日本ワインに特化した珍しいワインバー、ユクス。「繊細でやわらかな風味の日本ワインをとにかく試してもらいたくって」と微笑むのは店主の岩橋希海子(きみこ)さん。アットホームなこのバーには、店主が仕入れた希少な日本ワインを求めて訪れる人もいれば、近所の住人たちがワインと過ごす各々の時間を楽しみにやってくる。福岡は、ヴァンナチュールが若手の飲食関係者を中心に広く受け入れられる国内有数の地域で、作り手や地域ごとの特徴を個性として楽しむ文化がある。また最近、日本産のぶどうだけを使って国内で作られるワインを「日本ワイン」と呼べるようにルールが定められたこともあり、ワインのストーリーにも注目する人も増えてきた。自然と向き合いどんな環境においても諦めずベストを尽くす作り手が好き、という希海子さん。日本固有品種のぶどうで作られたワインや九州産のワインなど地域性を味わうのもいいし、3種類から選ぶことができるグラスワインで、滋味深い日本ワインの飲み比べを楽しむのもおすすめだ。
メニュー(チャージ無):
グラスワイン(赤、白、ロゼ)¥650〜、スパークリングワイン¥900〜、ボトルワイン¥3,500〜、自家製燻製各種¥200〜、ケークサレ¥600、殻付きマカダミアナッツ¥600、豚肩ロースの自家製ハム¥750
※2019年10月1日以降、消費税率変更に伴い価格の変更がある場合があります。
・外国語メニュー:なし
・カード:¥10,000以上のみ利用可
・予約:可能
・禁煙
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn246, Jun. 2019)