フランシーヌ・メウール
出身:フランス、パリ
滞在:2カ月
職業:アンスティチュ・フランセ九州 館長
アンスティチュ・フランセ九州(旧九州日仏学館)の館長に就任したフランシーヌは、過去9年間にわたってアジア各国で文化交流を推進してきた大の東洋ファン。特に福岡の秘めたる可能性に注目しており、ポップカルチャーやマンガ、テクノロジーなどの情報発信地としてアンスティチュ・フランセ九州が深く関われるのではないかと考えている。まずは九州各地を訪れて人々と交流し、どのような企画提案ができるかを探る予定だ。また、フランス人ア-ティストやミュージシャンの誘致、西鉄ホールでのシネマナイトのPRにも力を入れ、さらにはフランス語学校としてフランス語を普及する努力も惜しまない。特に今年は福岡・ボルドー姉妹都市提携30周年を迎えるため、イベントも豊富だ(予定はwebサイト、facebookでチェック)。一方、福岡に初めて住むフランシーヌは、自転車での街散策や、以前から続けているヨガのクラスに通うことも楽しみにしている。これから彼女が体験する福岡での生活そのものも文化交流の一端を担うに違いない。
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn167, Nov. 2012)