Now Reports

福岡市はロボット先進区なのです。

2003(平成14)年に福岡市で開催された「ロボカップ」をきっかけに、福岡市は「ロボットに出会うまち・福岡」の実現を目指して、ロボット関連産業の振興に向けた取り組みをしています。その取り組みの一つが、早良区マリゾンの福岡タワー隣、TNC放送会館2階にある「ロボスクエア」です。

ロボスクエアには全部で41種類、111体のロボットが常設展示されているのはご存じですか。意思疎通ができる日常活動型ロボット「ロボビーR」やしぐさが可愛い犬型ロボット「AIBO(アイボ)」、それに昔の人気キャラクターで今も大人気の「鉄人28号」などが勢揃いです。これだけの数のロボットが一堂に展示されているところは、世界でも例がなく、国内はもとより、海外からもたくさんの視察や見学者が訪れています。しかも、入場料は無料で、午後7時まで開いているのも魅力です。
そしてより大きな魅力は、ロボットを見て一緒に遊ぶだけではなく、さまざまなロボット教室に参加できること。3月に開催される教室を紹介すると、「AIBOプログラミング教室」や「本格的二足歩行ロボット超入門編 Robovie-R(ロボビー)i 工作教室」、「ぷるぷるてんとうむし工作教室」など、小学生や中学生を対象にした教室の他に、高校生以上を対象にした教室も開催されています。ただしこれらの受講料、高いです!

なんと!「二足歩行ロボットKHR2HV 組み立て講座」は90.000円ですし、「MONOI PF01 組み立て講座」は199.500円。さらに「二足歩行ロボット鉄人28号 組み立て講座」は351.750円!
講座には親子で参加して、すっかりロボットが趣味になってしまった人たちが少なくないのです。ロボスクエアには、九州大学・ヒューマノイド工房や早稲田大学の福岡分室が隣接していて、そのスタッフが教室、講座の指導にあたっています。まずは、今度の休みに家族で「ロボスクエア」を訪れて、ロボット好きになってみませんか。

福岡市早良区百道浜2-3-2
092-821-4100
開館時間:10:00~19:00 休:第2水曜日(1・7・8・12月は無休/年末年始休暇:12/31~1/2

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn111, Mar. 2008)

 

Category
Art & Culture
Fukuoka City
Published: Mar 1, 2008 / Last Updated: Jun 13, 2017

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