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スリニバサ・ポプリ

fn177 in fukuoka 018

スリニバサ・ポプリ
出身:ハイデラバード、インド
滞在:11カ月
職業: 国連ハビタット福岡本部(アジア太平洋担当)

国連に加わり通算19年目の秋、スリニバサは国連ハビタット福岡本部アジア太平洋担当の上級人間居住専門官として福岡に赴任した。人々の生活水準が改善されることを目指し、多くの国々にて現地の言葉で任務に従事してきた彼は、特にコミュニティ主導の開発を行なうことで成果をあげてきた。この「住民を主体とした開発(ピープルズ・プロセス)」と呼ばれる概念での復興事業推進は、コミュニティの結束と自立のメカニズムとして機能している。例えば、ミャンマーではこの手法によってコミュニティが開かれ、これまで懐疑的だった外部からの信用が高まったことに、彼は手応えを感じている。
アクロス福岡に20名以上のスタッフを抱え、福岡県・福岡市をはじめ、九州の各大学や民間企業など、幅広い国際コミュニティとの交流をもつ国連ハビタット福岡本部は、効率の良いオフィス環境や、公的機関などからの財政支援、そして地元の優れた環境技術をアジアに移転する取り組みなどによって成功している、とスリニバサは微笑んだ。

Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn177, Sep. 2013)

Category
People
Fukuoka City
Published: Aug 30, 2013 / Last Updated: Jun 13, 2017

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