天神から徒歩20分程度の場所にある、舞鶴公園・福岡城跡の約2万平米もの空間が、12月から1月末までの2カ月間に渡って、デジタルアートで埋め尽くされる。「見る・触れる・聞く・感じる」ことができる新感覚の屋外アート展示を体験したFukuoka Nowチームのレポートはこちら!
<入り口>
会場への入り口は、平和台陸上競技場側にある、松ノ木坂御門跡から坂を上る。入り口にホットドック販売車が止まっているので目印にするといい。
<入場>
受付でチケット¥1,000を購入しよう。日が暮れる18:00から入場可能だ。最終入場は21:30、22:00まで。
<展示作品>
1. 呼応する、たちつづけるものたちと木々
入ってすぐに圧倒されるのは、無数の大きなたまご型のモニュメント。妖艶な灯りに吸い寄せられるように近づくと、光の色を変化させる。たまごに触れて、変化を楽しむこともできる。
2. 大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達
全長60m、高さ約8.5mの大天守台跡に花で形取られた動物が出現。細やかな動きが再現され、夜の城内に動物たちのリアルな鳴き声が響く。人が動物に触れると花々が散る。
3. 石垣の空書 – 石城大天守台跡
大天守台跡の石垣に空書が書き続けられる。墨跡が持つ、深さや速さ、動きの滑らかさに、思わず引き込まれるはずだ。
4. 呼吸し呼応する石垣 – 石城跡
別名、石城とも呼ばれる1607年築城の福岡城。その石垣が全長約630mに渡って光理、ゆっくりと呼吸するかのように明滅する。
5. 忘却の石段 – 石城小天守台跡
人が近づくと、強く輝き音色を響かせる石段の光で、寒いながらも、満たされた気持ちに包まれ、会場を後にすることになる。
公園内の屋外に設置された会場は、照明が落とされているので、足元には要注意(ピンヒールはお勧めしません)。温かい飲み物を提供するスタンドの出店もあるので、ちょっと休憩もできる。
・2017年12月1日(金)〜2018年1月28日(日)
・18:00〜22:00(入場〜21:30)
・前売:大人¥800、中高生¥500、子ども(4〜12歳)¥200
(販売期間〜11月30日:チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット)
・当日:大人¥1,000、中高生¥600、子ども(4〜12歳)¥300
・舞鶴公園 福岡城址
・福岡市中央区城内
・092-711-5513(西日本新聞社事業部)
・https://www.teamlab.art/jp/e/fukuoka-castle/