JR博多駅から春日方面へと伸びる筑紫通りで存在感を放つ1983年創業の豚骨専門店。大将の古川修作(ふるかわしゅうさく)さんは、創業者である父から店を受け継いだ。「スープの材料は皮付きの豚頭のみ。乳化段階の異なる3つの寸胴のスープを合わせる昔ながらの手法をとってます。頭骨は強い旨味が出るが、扱いを間違うと強い臭みが出る。徹底した血抜き、アク抜きをするのが旨いスープを作るのに肝心ですね」と古川さんは話す。下処理から約12時間の工程で作られたスープは、濃厚なパンチ力とすっきりとした後味を両立。チャーシューは脂身の少ない部位を使いシンプルな塩味、キクラゲは他店より細切りにして、しなやかな麺と絡みやすいようにしてある。同店は駐車場も広く、ドライバーや往年の豚骨ラーメンファンに愛される店。開店と同時にすぐに満席になり、客の波が途切れない。
メニュー:ラーメン¥600、大盛りラーメン¥750、達磨みそ¥50、ワンタンメン¥800
・外国語メニュー:なし
・カード:不可
・予約:不可
・禁煙