草木に緑の新芽が息吹き、鮮やかな黄色い花が風景に加わり始めると春の訪れを実感する人も多いはず。ひとつひとつは可憐な菜の花も、沿道や一面に咲き誇るとまるで黄色い絨毯を敷き詰めたかのような美しさ。青空と黄色い花のコンビネーションや、場所によってはピンク色の桜の花も加わり、鮮やかな色彩に見惚れてしまいます。福岡での菜の花シーズンは比較的長く、2月から4月にかけて。場所によって見頃が異なるので、事前に公式webやSNSで開花状況を確認してから出かけよう。
福岡近郊の菜の花スポット
・福岡市(2件)
・糸島市(1件)
・古賀市(1件)
・朝倉市(1件)
・行橋市(1件)
・佐賀県武雄市(1件)
福岡市
のこのしまアイランドパーク
博多湾に浮かぶ花の名所、能古島。その中心部にある「のこのしまアイランドパーク」は、15万平方メートルもの広大な自然公園。一年を通して四季折々の花を楽しむことができ、春は菜の花と桜が咲き誇る。
・時期:3月上旬〜4月中旬
・福岡市西区能古島
・営業時間:月〜土9:00〜17:30、日・祝9:00〜18:30
・入園料:大人¥1,200、小中学生¥600、3歳以上¥400
・アクセス:福岡市姪浜渡船場からフェリー(片道¥230、小人¥120)で約10分、能古島渡船場から西鉄バスで約13分
・駐車場:能古島フェリー乗船所横に有り(1日¥500)
・http://nokonoshima.com/
・https://www.instagram.com/nokoipark/
国営海の中道海浜公園
博多湾と玄界灘の2つの海に挟まれ、約350haの広大な敷地を有する自然豊かな国営公園・海の中道海浜公園。一年を通して季節の花々が楽しめるほか、モルモットやカピバラといった動物と触れ合うこともできる。園内では早咲きと遅咲きの4品種(伏見寒咲、花かんざし、花ぐるま、花まつり)計15万本の菜の花を栽培しており、3月下旬からは桜の花と一緒に楽しむことができる。
・時期:12月下旬〜3月下旬
・福岡市東区大字西戸崎18-25
・営業時間:9:30〜17:30(3月〜10月)、9:30〜17:00(11月〜2月)
・入園料:¥450、65歳以上¥210、中学生以下無料
・駐車場:普通車1日¥530
・アクセス:JR「海の中道駅」下車後徒歩すぐ / 天神中央郵便局前からマリンワールド海の中道行き乗車(35分)、下車後徒歩3分
・https://uminaka-park.jp/
・https://www.instagram.com/uminonakamichiseasidepark/
糸島市
福ふくの里
糸島や、その近郊で採れた新鮮な生鮮食品を生産者が直売する「福ふくの里」。 店舗の目の前に広がる農閑期の田んぼには、春になると約4万本の菜の花が咲き乱れる。菜の花畑の隣を走るJR筑肥線や、駐車場に咲く河津桜との組み合わせはフォトジェニック。直売所で糸島の名産品を買って菜の花を愛でながらピクニックを楽しもう!菜の花摘み(1袋¥110)も1月29日から開催中。
Nanohana in bloom in Itoshima(2019年2月26日公開)
・時期:1月下旬〜4月中旬
・福岡県糸島市二丈福井6336
・営業:9:00〜17:00
・アクセス:JR筑肥線福吉駅から徒歩15分
・駐車場:有り(無料)
・092-326-6886(福ふくの里)
・http://fukufuku-sato.com/
・https://twitter.com/fukufukunosato
古賀市
なの花の道
あたり一帯に広がる菜の花は、その数なんと約500万本!前後左右、見渡す限りの菜の花は、約6万平方メートルの花畑に広がり、まるで黄色い絨毯のようだ。ピクニックスポットとしても人気。開花状況や見どころは、およそ1週間毎に更新されているwebサイトで確認できる。
3月5日(日)10:00〜15:00にはなの花祭りが開催され、地元農産品の販売やステージイベントが行われる。
・時期:2月中旬〜3月下旬
・福岡県古賀市筵内地区
・アクセス:九州自動車道古賀ICから車で約5分
・駐車場:有り(無料)
・https://mushirouchi.jp/
朝倉市
道の駅「原鶴」ファームステーションバサロ
朝倉市原鶴温泉近くの道の駅「原鶴・ファームステーションバサロ」の前に、約60万本の菜の花が咲き誇る。菜の花が満開になると一面が眩しいばかりの黄色のじゅうたんが広がったようになり、芳しい香りが一帯に漂う。菜の花の鑑賞ついでに原鶴温泉でゆっくりしたり、道の駅で朝倉の特産品のショッピングもできる。開花状況は公式Instagramなどで更新中。
・時期:2月下旬〜3月上旬
・道の駅「原鶴」ファームステーションバサロ バサロ前菜の花畑
・福岡県朝倉市杷木久喜宮1665-1
・アクセス:大分自動車道「杷木IC」より車で5分 / 久大本線「筑後吉井」駅下車後、タクシーで10分(約4km)
・駐車場:有り(無料)
・http://fs-basaro.jp/
・https://www.instagram.com/michinoeki_harazuru/
行橋市
行橋市 長尾
福岡県の北東部にあるカルスト、平尾台の麓では、菜種油の生産が行われており、地元(下崎・長尾・鳥井原)の営農組合がそれぞれ3カ所の農地(計3ha)で菜の花を栽培している。3月下旬から4月上旬にかけて咲き始め、見ごろを迎える。
・時期:4月上旬〜4月中旬
・福岡県行橋市長尾494
・アクセス:JR日豊本線 行橋駅 徒歩約20分
・駐車場:有り(無料)
・https://kyushu-agri.com/simozaki-nagao-toriibaru/
佐賀県武雄市
馬場の山桜
樹齢120年と推定される、市指定の天然記念物「馬場の山桜」。3月下旬から4月にかけて淡いピンクのつぼみから、白っぽい桜の花が咲く。時期を同じくして菜の花が一面に咲き誇り、なだらかな小高い山である周囲からは、桜色と見事に調和してすばらしい景観を楽しむことがでできる。
・時期:3月下旬〜4月上旬
・佐賀県武雄市武内町真手野21236
・アクセス:九州自動車道武雄北方ICから車で約20分
・駐車場:無し
・http://www.takeo-kk.net/sightseeing/001287.php
注意:掲載情報は2023年3月時点のものです。これらの料金・条件等が主催者によって変更される場合がございますので、変更等にお気づきの際にはフクオカ・ナウまでご連絡ください。