冬の曇りがちなグレーな空の下、草木に緑の新芽が顔を出し、路地には鮮やかな黄色い花が見られるようになる、春の兆し。ひとつひとつは可憐な菜の花も、辺り一面を埋め尽くすように群生する様子を楽しめる菜の花畑は、まるで黄色い絨毯の様だ。青空と黄色い菜の花のコンビネーション、そして場所によっては桜も加わる美しい春の組み合わせに、きっと元気をチャージしてもらえるはず。菜の花の福岡でのシーズンは3月から4月にかけて。さぁ、お弁当をもって花見にでかけよう!
Source: photoAC
菜の花スポット一覧
筑後川
久留米市から杷木町まで、およそ30kmにわたり菜の花畑を鑑賞できるこのエリアは、県内でも最大級の菜の花畑。一面が黄色に染まった河川敷は圧巻で、スケールの大きさが印象的なスポットだ。遊歩道を歩いたり、河川敷でゆっくり時間を過ごすことができる。
時期:3月上旬 ~ 4月上旬
所在地:福岡県久留米市
アクセス:久留米駅からバスで40分、西鉄大善寺駅からバスで15分
問合せ:0942-30-9137(久留米市役所 商工観光労働部 観光・国際課)
http://www.kurume-hotomeki.jp/event/?mode=detail&id=402036000074&isSpot=1&isEvent=
菜の花の道
地区に広がる菜の花畑は、その数なんと約500万本!前後左右、見渡す限りの菜の花は、約5.9万m2の花畑に広がり、まるで黄色い絨毯のようだ。ピクニックスポットとしても人気の場所で、毎年3月18日(10:00〜15:00)には露天やワークショップが行われる「なの花祭り」が開催される。
時期:3月下旬 ~ 4月上旬
所在地:福岡県古賀市筵内地区
アクセス:九州自動車道古賀ICから車で約5分
駐車場:無し
問合せ:092-942-1111(古賀市役所 商工振興室)
http://www.city.koga.fukuoka.jp/guide/009.php
のこのしまアイランドパーク
博多湾に浮かぶ花の名所、能古島。その中心部にあるのこのしまアイランドパークは、15万平方メートルもの広大な自然公園。一年を通じて四季折々の花が楽しめるが、春は菜の花と桜が満開だ。3月30日(土)、4月1日(日)、4月7日(土)、8日(日)の17:30〜20:00は、ライトアップも開催。日中のまぶしいばかりのピンク(桜)と黄色(菜の花)の彩りが、夕焼けから夜空を背景にライトアップされるまでの移り変わりを楽しめる。
時期:3月中旬以降
所在地:福岡県福岡市西区能古1624
アクセス:福岡市姪浜渡船場からフェリー(片道:大人¥230、小人¥120)で約10分、能古島渡船場から西鉄バスで約13分
駐車場:能古島フェリー乗船所横に有り(1日¥500)
時間:月〜土9:00〜17:30、日・祝9:00〜18:30
入園料:大人¥1,200、小中学生¥600、3歳以上¥400
問合せ:092-881-2494(のこのしまアイランドパーク)
http://nokonoshima.com/
福岡空港(滑走路北側)
地元では知る人ぞ知る、福岡空港の滑走路北側。実は、菜の花が咲き乱れるスポットなのだ。日頃から頭上を通過する航空機飛行機の迫力を求めてカメラを携えた人々が集まる場所だが、この時期は一面の菜の花と飛行機の両方が楽しめるとあって、一段と人出も増える。菜の花の黄色と真っ青な青空のコントラストは、思わずシャッターを切りたくなる。
時期:2月下旬 ~ 3月下旬
所在地:福岡県福岡市博多区下臼井778-1
アクセス:地下鉄 福岡市空港線 福岡空港駅より徒歩1分
駐車場:有り(有料)
問合せ:092-822-5831(福岡市緑のまちづくり協会)
http://www.midorimachi.jp/
遠賀川
全長61キロの遠賀川の河川敷が、鮮やかな黄色の菜の花で包まれると、それは春の訪れ。鑑賞にオススメは、直方駅に近い「日の出橋」から「中島橋」、中間市にある「遠賀橋」までのエリア。のどかな田園風景が広がる中、筑豊電鉄の鉄橋を走る電車と菜の花を見ると、ノスタルジックな気分に…。
時期:3月中旬〜4月下旬
所在地:直方市、中間市、北九州市八幡西区 遠賀川流域
アクセス:筑豊電鉄 直方駅、木屋瀬駅、楠橋各駅下車
駐車場:有り(無料)
問合せ:093-582-2460(北九州市役所 建設局公園緑地部みどり・公園整備課)
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kensetu/file_0222.html
行橋市今川
今川の河川敷も、春になると黄色い絨毯を敷き詰めたかのように菜の花が咲き誇る。その数なんと500万本。春の陽気で、菜の花には蝶や蜜蜂も集まりおだやかな時間が流れる。4月8日(日)10時から、椿市公民館横では「菜の花まつり(10:00〜14:00)」が開催され、菜の花餅や菜の花入りロールケーキ(100本限定)などが販売される。中でも、菜種から採った「なたね油」で揚げた手作りコロッケは人気の一品だ。
時期:4月上旬〜4月中旬
所在地:福岡県行橋市長尾494
アクセス:JR日豊本線 行橋駅 徒歩約20分
駐車場:有り
問合せ:0930-25-3448(下崎・長尾・鳥井原営農組合)
http://www.city.yukuhashi.fukuoka.jp/doc/2015010800012/#nanohana
福ふくの里
糸島でその近郊で採れた新鮮な魚と野菜を扱う直売所「福ふくの里」。 店舗の目の前に広がる農閑期の田んぼには、春になると約4万本の菜の花が咲き乱れる。菜の花畑のすぐ隣を走るJR筑肥線や、駐車場に咲く河津桜との組み合わせがフォトジェニック。満開の菜の花の甘い香りを感じながら、糸島の名産品を買ってピクニックを楽しもう!
時期:3月上旬〜4月上旬
所在地:福岡県糸島市二丈福井6336
アクセス:JR筑肥線福吉駅から徒歩15分
駐車場:有り(無料)
問合せ:092-326-6886(福ふくの里)
http://fukufuku-sato.com/40443.html
海の中道海浜公園
博多湾と玄界灘の2つの海に挟まれる、面積約300ヘクタールの広大な敷地を有する自然豊かなな国営公園。一年を通して季節の花々が楽しめるほか、リスザルやカピバラといった動物と触れ合うこともできる。園内では“早咲き”、“遅咲き”の2種類の菜の花を栽培しており、3月下旬からは桜の花と一緒に楽しむことが出来る。
時期:〜4月上旬
所在地:福岡市東区大字西戸崎18-25
駐車場:普通車1日¥500
時間:9:30〜17:30(3月〜10月)、9:00〜17:00(11月〜2月)
入園料:大人¥410、65歳以上¥210、小中学生¥80、小学生未満無料
問合せ:092-603-1111(海の中道管理センター)
https://uminaka-park.jp/guide/
西郷川花園(さいごうがわはなえん)
西郷川の中流域、なまずの里の入り口の近くにある休耕田を活用した花園では、毎年11月に菜の花の種をまき、春には約100万が満開を迎える。白色の可憐なモンシロチョウも飛びかう、のどかな春を満喫できる絶好のお花見スポットは、駐車場も整備されているので、ドライブにも最適。
時期:4月中
所在地:福津市津丸478-1
アクセス:JR鹿児島本線「福間駅」からバスで約6分「なまずの郷公園口」下車、徒歩3分
駐車場:有り(無料)
問合せ:0940-62-5014(地域振興部 地域振興課)
http://www.city.fukutsu.lg.jp/kankou/guide/hanaen.php
–––––
Originally written in March 2016, updated March 2018.
NOTE: The information presented here was gathered and summarized by the Fukuoka Now staff. While we have done our best to check for accuracy, there is a possibility of error and facility details may change. If you notice any errors or changes, please contact us. This report was originally written in March of 2016.